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巨大戦艦紹介

グレートシング Great Thing

グレートシング Great Thing

マッコウクジラに形状の似た大型旗艦。
敵母星に駐留しており、全艦隊を指揮する旗艦である。
文字通り敵の中枢として機能し、その圧倒的な火力、耐久力からベルサーを代表する存在となっている。

本艦は、指揮中枢を担うだけでなく、最前線での戦闘も考慮した仕様になっており、その戦闘力はベルサー艦の中でも、飛び抜けて非常に高い。
同系列艦にこれまでにも人類は接触したことがあるが、それらと比較しても格段に武装の強化がされている。
特にバースト砲が複数搭載されていることは脅威である。

通常の戦艦であれば、バイタルパートと呼ばれる弱点にのみ重装甲を施すが、本艦の場合は全身が重装甲に覆われている。
他の戦艦と比較して圧倒的な耐久力を持ち、巨体という弱点をカバーしている。

全身に配置された砲台からは無数のレーザーやホーミングミサイルが放たれ、圧倒的な弾幕をはることが可能。
最新の戦闘記録からは、ロングレンジからの砲撃やバースト機への対抗策としての追加装備が確認された。

艦首から発射されるドリル状のミサイルは、この艦のみに採用された大規模破壊兵器であり、敵艦の重装甲を簡単に貫通し、心臓部へ致命的な一撃を与えることができる。その破壊力の大きさから、バースト砲に使われているものと同じく、反物質が使用されているものと推測される。
さらにイルカ型の艦載機を装備し、火力、耐久力、機動力の点からも、最強の名に相応しい旗艦である。

デザイン:海老川兼武